映画「繕い裁つ人」公式サイト

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監督:三島有紀子


大阪市出身。18歳からインディーズ映画を撮り始め、神戸女学院大学卒業後、NHKに入局。「NHKスペシャル」「トップランナー」など、〝人生で突然ふりかかる出来事から受ける、心の痛みと再生〟をテーマに一貫して市井を生きる人々のドキュメンタリー作品を企画・監督。11年間の在籍を経て、独立。以降、助監督をやりながら脚本を書き続け、『刺青~匂ひ月のごとく~』(09)で映画監督デビュー。12年に映画『しあわせのパン』でオリジナル脚本・監督をつとめる。

14年10月には『ぶどうのなみだ』を発表。第38回モントリオール世界映画祭のワールド・グレイツ部門に招待された。映画監督としての仕事に加えて、TV向けドラマ作品や小説、エッセイの執筆等、幅広い活動で、優しい雰囲気の中にスピリッツの効いた作品を手掛けるクリエイターとして評価を受けている。

著作に小説「しあわせのパン」(ポプラ社)、小説「ぶどうのなみだ」(PARCO出版)がある。

脚本:林 民夫

91年、「サザエさん」で脚本家デビュー。主な映画作品は『ルート225』(06)、『フィッシュストーリー』(09)、『ゴールデンスランバー』(10)、『うさぎドロップ』(11)、『道~白磁の人』(12)、『みなさん、さようなら』(13)、『藁の楯』(13)、『永遠の0』(13)、『白ゆき姫殺人事件』(14)など。『夫婦フーフー日記』、『予告犯』が15年公開予定。

衣装デザイン:伊藤佐智子

ファッションクリエーター。一枚の布から始まる表現形式において常にそのコンセプチュアルワークに高い創造性を求め、自在な感性に依るオリジナリティ溢れたデザインを提供することを信条とする。舞台、映画の衣裳デザインはもとより、商品開発、井上陽水コンサートツアーではアート・ディレクターとしてセットデザイン、衣裳等ヴィジュアルシーンを99年より担当している。映画『春の雪』(05)、『空気人形』(09)他。舞台「人形の家」(08/デヴィット・ルボー演出、シアターコクーン)、「ヴォイツェク」(13/白井晃演出、赤坂ACTシアター)、「秋のソナタ」(13/熊林弘高演出、東京芸術劇場)他。また、宮沢りえとの共作『STYLE BOOK』や『日本の染と織』、『SARAÇA VISION』など著書も多数。

原作:池辺 葵

09年、Kissマンガセミナーにて「落陽」でデビュー。その後、Kiss PLUSにて「繕い裁つ人」の連載を開始し、現在はハツキス(ともに講談社)にて連載中。 他作品に「サウダーデ」(講談社)、「どぶがわ」(秋田書店)、「かごめかごめ」(秋田書店)。現在、web漫画やわらかスピリッツにて「プリンセスメゾン」連載中。


原作コミックス「繕い裁つ人」(講談社「ハツキス」連載)絶賛発売中!!
最終第6巻、2015年1月23日(金)発売。

【池辺葵コメント】
映画を拝見するまで、
自分の漫画と切り離して映画を拝見できるか不安もあったのですが、その心配は杞憂でした。
拝見した映画は、 映画「繕い裁つ人」として美しい世界観が構築され 原作とは関係なく映画の世界に浸りました。
優しく シリアスで、そして遊び心あふれる素敵な映画です。

ストーリーはどこか曖昧で  強さ 弱さ 葛藤や滑稽さ 不安定さや不完全さがあって
感じ方を見る側に委ねてくれている余白を感じました。
ぜひぜひたくさんの方に見ていただきたいです。

主題歌:平井 堅


1995年デビュー。14年4月発表の最新シングル「グロテスク feat. 安室奈美恵」を含めシングル36枚、最新アルバム『JAPANESE SINGER』含めオリジナルアルバム8枚をリリース。歌謡曲は勿論のことR&B、POP、ROCK、HIPHOP、HOUSEなど多種多様なジャンルに傾倒し、数多くのヒット作品を輩出。累計3,000万セールスを記録する。日本人男性ソロアーティストとしては初めてのMTV UNPLUGGEDの出演や、スティーヴィー・ワンダー、ジョン・レジェンド、ロバータフラッグ、美空ひばり、坂本九、草野マサムネなど時代/ジャンル/国境を越えたコラボレーションを実現。デビュー10周年を記念してシングル・コレクションをリリースし、男性ソロアーティストで史上3人目の200万枚を突破するなど、記憶と記録に残る活動を続ける。13年、98年から続けてきた平井堅のライフワークであるアコースティック編成で聴かせるコンセプト・ライヴ“Ken’s Bar”が開店15周年を迎え、精力的にLIVEを展開するなか、14年に入ると4月2日には約2年ぶりとなるNEW SINGLE「グロテスク feat. 安室奈美恵」をリリース。豪華なコラボレーションと人間の本性を炙りだした衝撃的な歌詞で俄然注目を集め大ヒット。さらに5月にはコンセプト・カヴァーアルバムの第3弾「Ken’s BarⅢ」をリリース。来年デビュー20周年を控える中、クリエイティブなトライを続けるその動きからますます目が離せない。